ゴールドリストメソッド The Goldlist Method

 

Lýdia Machová(PhD)さんが、TEDトークの中で紹介してくださっている、The Goldlist Method.

e-bookの内容をかいつまんでまとめてみましたので、ぜひ挑戦して結果をシェアしてください!

 

https://www.languagementoring.com/wp-content/uploads/2018/11/The-Goldlist-method-in-a-Nutshell-Language-mentoring.pdf

 

e-book は ↑からPDFをダウンロードできます。(英語)

 


1. 気分の上がる新品のノートとペン、覚えたい単語やフレーズを20個用意する。

 

2. 以下のように見開きページを使う。

3. セクションAに20個の単語とフレーズを書いて、横には対応する和訳を書く。(ヘッドリストと呼ぶ)

    ◎静かで穏やかな環境で書くこと。 
次に、書いた単語やフレーズを、ゆっくり落ち着いて音読する。一回だけでOK. ◎覚えようとしないこと。

 

4.   2日目。次のページに3番と同じことをする。新しい単語やフレーズを20個書き、音読する。
◎絶対に!前のページを振り返らないこと。

 

5.   3日目から15日目まで、同じことを繰り返す。毎日新しいヘッドリストを作り、音読し、決して覚えない、振り返らない。(長期記憶に落とし込むプロセス)

 

6.   15日目。一番最初のヘッドリストに戻る。セクションAの英語の部分を隠して、和訳から英訳ができるかどうかテストする。おそらく30%は覚えているはず。

覚えていなかった単語やフレーズだけを、セクションBに書き込む(抽出と呼ぶ)。

14単語くらいになるはずなので、番号を振り、音読をする。2週間そのまま放置する。

同日に、新しいヘッドリストを作る。◎日付を忘れずに。

 

7.   16日目。2番目のヘッドリストのセクションAからBへ、抽出を行う。

新しいヘッドリストを作成する。これから毎日、AからBへの抽出をし、新しいヘッドリストを作成し続ける。

◎抽出は、常に2週間後から始めること。3-4週間後でもOK。2か月以内に行う。

 

8.   29日目。一番最初の見開きページに戻る。セクションBの14個の単語やフレーズをテストする(和訳から英訳のテスト)。

覚えていなかった10個くらいの単語やフレーズを、セクションCに書き写す(BからCへ抽出)。

日付を書き込む。音読をしたらそのまま放置。

同日に、15番目のヘッドリストに戻り、セクションAからBの抽出を行う。

さらに新しいヘッドリスト(29番目)を作成する。

 

9.   43日目。一番最初のページに戻る。セクションCの単語やフレーズをテストする(和訳から英訳)。

覚えていなかった7つくらいの単語やフレーズを、セクションDに書き写す(CからDへ抽出)。日付を記す。
音読をしてそのまま2週間振り返らない。

同日、15番目のヘッドリストで、BからCへの抽出を行う。

また、29番目のヘッドリストで、AからBへの抽出を行う。

43番目の新しいヘッドリストを作成する。

◎カレンダーを作ると便利。

 

カレンダーをつくると、以下のようになります。


 

一回書いて音読したら、2週間以上は振り返らず放っておくこと、って!

驚きますよね。( ゚Д゚)

短期記憶を長期記憶に落とし込んでいる期間だそうです。

 

短期記憶は、いわば、テスト直前に詰め込んですぐ忘れちゃうデータ。

長期記憶は、体感したり五感を使ったり反復することで記憶され、長い間覚えていて量も大きい。

 

毎日毎日、新しい単語やフレーズを20個書いて、一回音読して熟成させる。

それだけで、どれくらい覚えているものなのでしょう?
実験してみませんか!