What's happening here now?学びシェア①


November, already!

ブログ、ずいぶんご無沙汰になりました。

 

以前お伝えした通り、9月から「地球のしごと大學」教養部にて、
これから自分の進む方向の助けになれば、そして地球環境に対する理解をより多くの人と深められたら、
と受講しています。

 

ただいま講義と課題に毎週追われています。

けれど追われているだけでは、せっかくの機会が半減してしまう、と思い、
新しい月になったこともあって、おもむろにブログに向かっています。

 

講義内容はシェアできませんが、
感じたこと考えたことは、どんどんシェアしてください、

と事務局からもOKをいただいたので、

自分が提出したassignmentから、

みなさんとシェアしたいなぁと感じたところを、ブログに記載しようと思います。

ご興味あれば、目を通していただけると嬉しいです。

 

①内山 節さんの「農村漁村の民衆精神―仕事観・労働観―」

「仕事」と「稼ぎ」を使い分けるという村の文化があります。

それは、「共同体へのボランティア精神」=「仕事」 と
「自分の経済的収入」=「稼ぎ」の両輪です。

「自然や神への畏敬の念、人の間で生きるおかげさまの思いやり」=「仕事」と
「伝統社会の維持費」=「稼ぎ」という見方もできるなと、わたしには感じられました。

土地に根付かない生活をしている都会人は、土地との結びつきが薄いので、
(それもときには長所にもなったりするけれど( ;∀;))
どうしても、「稼ぎ」中心になってしまっていますよね。


自然豊かなゆったりとした時間の流れる田舎に憧れる、田舎admirerには、

村に移住さえすれば、都会から抜け出せる(喜!)と短絡的に思う傾向があるように思っていて。
だからこそ、私の中では、都会と田舎が分断され異空間として二つが独立していた感があって、
その間にかかっている橋の渡り方に焦点が合っていたのです。

けれど、村と都会は手をつなぎ合ってこそが知恵なのだ、という価値観を授かりました。
田舎は都会の協力者を受け入れ、都会の人は村づくりを一緒に手伝う。
そんな関係性を築くことが、実は求められている知恵なのだという視点は、特に新しいと感じました。

そうやって創っていく仕事には、対話が最も必要で、IT網は地域づくりには要らない…とは!
顔と顔を突き合わせたリアルなコミュニケーションこそが、一番不可欠なんですね。
今のコロナ禍でのリモートコミュニケーションは、関係づくり、地域づくり、コミュニティづくりから
最適ではない手段なのかもしれない?ですが…
一方で、リアルなコミュニケーションがどれだけの恵みをもたらしているかが、
誰の心にも深く刻まれる時間になったことは、大切な気づきだとも思います。